新チームが始まるこの時期、多くの部活動で新しいキャプテンが決まりますね。キャプテンに選ばれた人の中には、
「自分で大丈夫かな。」
「何を意識すればいいんだろう。」
そんな不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。
私も高校時代、部活動でキャプテンを務めていましたが、うまくいったこともあれば、失敗して落ち込んだこともあります。
しかし、そんな経験を振り返ってみると、「これだけは大切にしてよかった」と思えることが3つ存在します。
今回は、新しくキャプテンになったあなたへ向けて、その3つをお伝えしたいと思います!!
理想のキャプテン像を持つ
一つ目は、「自分の理想のキャプテン像を持つこと」。言い換えれば、「自分はどんなキャプテンになりたいのか」を考えるということです。
しかし、「理想を持とう」と言われても、すぐに思い浮かぶ人は少ないと思います。
そこで私がおすすめしたいのが、ゴールから逆算して考える、です。
部活動には、必ず終わりがあります。だからこそ、まずは引退する日の自分を想像してみてください。
その日、自分はどんな姿で部活動を終えたいですか。
どんな気持ちで引退したいですか。
そして、チームメイトや後輩から、どんな言葉をかけてもらえたら嬉しいでしょうか。
最後の自分を思い描くことで、「こんなキャプテンになりたい」という理想の姿が少しずつ見えてきます。
具体的に、私自身はキャプテンを務めていた頃、教育実習で指導に来てくださった先生を、自分のロールモデルにしていました。
その先生は、監督からいつも
「お前がキャプテンだった代は最強だった。」
と誇らしそうに言われていました。
その姿を見て私は、
「自分たちの代も、引退したあとに語り継がれるチームになりたい。」
「そして、その中心にいるキャプテンになりたい。」
そう思うようになりました。
理想のキャプテン像を持つなによりのメリットは、迷ったときの判断基準になることです。
キャプテンになると、正解がない場面で判断しなければならないことがたくさんあります。
そんなとき、
「理想のキャプテンだったら、この場面でどう行動するだろう。」
「どんな言葉をかけるだろう。」
と考えるだけで、自分が進むべき方向が見えてきます。
実際に私も、迷ったときはいつも
「あの先生だったら、この場面でどうするだろう。」
と考えながら行動していました。
もちろん、最初から理想どおりに行動することは簡単ではありません。
それでも、自分の中に目指す姿があるだけで、一歩踏み出す勇気をもらえます。
だからこそ、キャプテンになったら、まずは自分だけの「理想のキャプテン像」を持つことを大切にしてほしいと思います。
日常を大切にする
二つ目は、日常を大切にすることです。
キャプテンになると、「試合で結果を出さなければ」「大会でチームを勝たせなければ」と、大きなことばかりを意識してしまいがちです。
もちろん、それも大切なことです。
しかし、本当にチームを変えるのは、試合の日ではなく毎日の積み重ねだと私は思っています。
キャプテンは、任命されたその日からキャプテンです。
だからこそ、練習中だけでなく、普段の生活や何気ない行動も意識することが大切になります。
例えば、誰よりも大きな声であいさつをすること。道具を率先して片付けること。仲間が困っていたら、自分から声をかけること。
一つひとつは小さな行動かもしれません。
それでも、その積み重ねが少しずつ周りに伝わり、チームの雰囲気をつくっていきます。
私は、「キャプテンだから特別なことをしなければいけない」と考える必要はないと思っています。
むしろ、誰よりも当たり前のことを当たり前にやり続けることが、キャプテンに求められる姿勢ではないでしょうか。
その姿を見ているからこそ、仲間は自然とついてきてくれます。
だからこそ、試合の日だけ頑張るのではなく、何気ない日常を誰よりも大切にしてほしいと思います。
チームはキャプテンで決まる
三つ目は、キャプテンとしての自覚と責任を持つことです。
私は、「チームはキャプテンで決まる」と考えています。
もちろん、勝敗がすべてキャプテン一人で決まるわけではありません。しかし、キャプテンの姿勢や言動は、チーム全体の雰囲気や方向性に大きな影響を与えます。
私が高校時代によく言われていた言葉に、「チーム力=主将力」というものがあります。
当時は、その言葉の意味を深く考えたことはありませんでした。しかし、キャプテンを経験した今なら、その言葉の重みがよく分かります。
キャプテンが前向きに取り組めば、チームも自然と前向きになります。反対に、キャプテンが下を向いてしまうと、その空気は少しずつチームにも伝わってしまいます。
だからこそ、キャプテンには自分の言動に責任を持つことが求められます。一人で全てを背負う必要はありませんが、「自分の姿勢がチームに影響を与える」という自覚を持つことが大切だと思います。
最後に
ここまで、新しくキャプテンになった皆さんに意識してほしい3つのことをお伝えしました。
キャプテンという役割は、想像以上に大変です。
思うようにチームがまとまらなかったり、自分の力不足を感じたり、誰にも相談できずに一人で悩んだりすることもあると思います。
私自身も、高校時代にキャプテンを務める中で、何度も壁にぶつかりました。
それでも今振り返ると、その経験は間違いなく自分を成長させてくれた時間だったと感じています。
キャプテンに正解はありません。
だからこそ、自分らしさを大切にしながら、仲間と向き合い、チームのために行動し続けてほしいと思います。
皆さんのチームが、引退するときに「このチームで本当に良かった」と心から思えるチームになることを願っています。
そして、その中心には、きっと成長したあなたがいるはずです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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