部活を引退した高校生へ|あなたが努力した意味

部活動

呼吸のたびに汗が滴る…。今年も暑い夏が始まりましたね。

それと同時にこの時期は、高校生活の部活動に終わりが見えてきた、そんな方も多くいることと思います。高校野球では、すでに甲子園へ向けた戦いが幕を開け、野球人生をかけた球児たちの熱い姿がグラウンドでみられるようになりました。

今日このページを開いてくれた人のなかには、「部活を引退した」・「もう少しで引退を迎える」、といった方が多くいるのではないでしょうか。そんな皆さんは今どのような思いで、私の言葉を読んでいますか?

悲しい、悔しい、つらい、苦しい、怖い、虚しい…。

ひとりひとり、様々な気持ちを抱いていていると思います。

引退を迎えるみなさんへ。

まずは本当にお疲れさまでした。

部活動で過ごした日々を振り返れば、長いようで短く、どうにも平坦な道ではなかったことでしょう。楽しいことよりもつらいことのほうが多かったり、笑った時間よりも涙を流した時間が長かったりしたかもしれません。

毎日の練習で疲れていても取り組んだ自主練、記し続けた部活ノート。誰にも見られない努力や苦労がたくさんあったと思います。でも、そんな時間を乗り越えて最後の日を迎えたあなたは、三年前の自分と比べてとても立派な人間になっているはずです。

ここまで本当によく頑張りました!!

努力は、必ず実をむすぶ

努力した者が成功するとは限らない。しかし、成功する者は皆努力している

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(音楽家)

先ほども述べた通り、皆さんは今日にいたるまでたくさんの努力を積み重ねてきました。ですが、努力した人全員が、必ず望んだ結果を手に入れられるわけではありません。残念ながら、どれだけ頑張っても、悔しい結果になることはあります。

しかし、その努力が無駄になることは絶っっっっ対にありません。私が保証します。なぜなら、結果よりも大切なことを、皆さんはこの三年間の日々の中で手にしているからです。

私は高校野球最後の試合、タイブレークの末一回戦敗退で部活を引退しました。全国で一番になりたい!と無邪気に夢を追いかけていたので、それらが一瞬で砕け散ったあの瞬間の景色は今でも私の脳裏に焼き付いています。

引退した後、私は大学受験に向けて本格的に勉強をスタートしました。その受験期間に強く感じたことがあります。

私はまわりの人が言うほどに、勉強が苦しいと感じることがありませんでした。点数が上がらない時も、周りのみんなに劣等感を感じる時も、頑張る理由がわからない時も…。それらの時間を確かに経験し、涙を流す日も確かにありました。

でも私がその日々に苦しさを感じなかったのは、私がその時間の、その気持ちの、乗り越え方を知っていたからです。

これらはすべて、部活動が、キャプテンとして生きた時間が教えてくれたものです。私の頑張りは試合の結果として目に見えるものではありませんでしたが、心の中で育った大切な力が確実に自分の中に残っていました。

これから、いろんなことに挑戦し、生きていく皆さんを、努力した時間が必ず支えてくれるはずです。

部活動が終わっても人生は続いていく

引退すると、これまで当たり前だった毎日がピタッとなくなります。

そのことに少し寂しさを感じるかもしれません。これまで頑張ってきたのですから、それは当たり前のことです。

しかし、いつまでも止まっていては前に進むことができません。部活動がおわっても、あなたの人生は長く続いていきます。

あなたが乗り越えてきたもの、費やしてきた時間、得たものすべてに自信をもって胸を張って生きてほしいと思います。

これから始まる新しい道が、あなたにとって素敵なものとなることを願っています。

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